新型コロナウィルスは、世界中の脅威となりつつあります。
もはや、パンデミック寸前ともいわれています。
もしも、パンデミックとなった場合、私たちはどうしたらいいのか心配ですね。
そもそも、パンデミックとは何でしょうか。
私たちの生活にはどんな影響があるのか知りたいですね。
新型コロナウィルスのパンデミックの対策として、備蓄品は何を用意したらいいのかもまとめてみました。
備えがあれば、安心ですね。
目次
新型コロナウィルスパンデミックとは?
2019年12月中国湖北省武漢市から発生した新型コロナウィルス感染症。
現在、世界各地で感染が拡大しつつあります。
現在は、中国国内だけではなく、韓国やイタリアでも感染者の数は増えています。また、日本も感染者は、日に日に増加傾向にあります。
市中感染の可能性も心配される状況となってきました。
2020年2月24日WHOのテドロス事務局長は、新型コロナウィルスに関して発言をしました。
「パンデミックという状況にはない。
ただし、今後パンデミックになるだけの可能性を秘めている」とのことでした。
各国に対して、流行に備えて、対策をするよう呼びかけました。
現時点では、大規模な感染拡大や死亡者数には至っていないながらも、警戒が必要な状況です。
パンデミックがおこると、私たちの日常生活にも大きな影響をおよぼす可能性があります。
それでは、パンデミックとは、どのような状況なのでしょうか。
世界的に爆発的に感染症や伝染病が流行することです。
多くの感染者や患者が出ます。
その結果、人々の活動や外出は自粛されることになります。
そうなると、メーカーは製品の生産ができなくなります。
そして、物流や販売が遅れます。
最悪の場合は、ストップしてしまうことも考えられます。
人々は、食品や日常品を求めて、店舗に殺到することになるかもしれません。
ネットで物を頼んでもいつ届くかはわかりません。
日々の食料や日常品の入手も困難になることが考えられますね。
病院には患者があふれ、対応できないこともあります。社会生活の機能全体が回らなくなる可能性もあります。
パンデミックがおこり、ピークとなるのは、約8週間の期間ともいわれています。
私たちができるパンデミック対策として、備蓄品は用意しておいたほうが安心ですね。
家族構成やライフスタイルに合わせた最低限度の用意はしておきたいものです。
パンデミック対策や備え備蓄品!
個人できる対策としては、以下のことがあげられます。
- 手洗い、うがい、マスクをつける
- 食料、水、日常品など備蓄品を用意しておくこと
食品や水、日常品の備蓄品があれば、買い物へ出かける回数は減ります。
できるだけ、外出は避けたいものです。ウィルス感染の危険対策にもなりますね。
コロナウイルス向けの用意は?
新型コロナウィルスのパンデミック対策としての用意や備蓄品は、基本的には災害時と同様になります。
家族の人数分の最低限の食料や日常品を用意しておくとよいといわれています。
最低限とは、2週間分くらいといわれています。
食料、長期保存が可能なものを用意しておきたいですね。
主食となるものと主食以外の食品を揃えておくといいです。
また、野菜や果物が入手できないこともあるかもしれません。
不足を補うために、ビタミン剤があるとよいですね。
食料
米、パン、乾麵類(パスタ、うどん、そばなど)。
餅、乾パン、シリアルやコーンフレーク、インスタントラーメンなど主食になるもの。
レトルト食品、冷凍食品、缶詰など主食以外の食料となるもの。
水や各種飲み物、水は、1人あたり1日3Lを目安に3日分。
日常品
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、懐中電灯、乾電池、充電キット、携帯ラジオ、カセットコンロ、ゴミ袋、シャンプーやリンス、石鹸類。
また、家族構成によっては、おむつや介護用品、生理用品もそろえておきたいものです。
常備薬やコンタクトレンズを使用している人は、予備も準備しておくと安心ですね。
また、ゴミの回収が遅れることも想定し、ゴミ袋は多めにあるとよいです。
そのほか新型コロナウィルス対策として、マスク、ビニール手袋、消毒液、薬、体温計。
急な発熱したときを想定し、熱さまシートや水枕など冷やすもの。
経口飲料水やレトルトのおかゆなどもあるといいですね。
新型コロナウィルス・パンデミックは、災害ではありません。
そのため、よほどのことが、なければ、ライフライン(水道や電気やガスなどには問題はないと思われます。
しかし、食料や、水、日常品といった備蓄品を用意しておくことは、新型コロナウィルスのパンデミック対策だけではありません。
停電や災害時など、緊急時にも有効な対策になります。
そのためにも用意はしておきたいものです。
新型コロナウィルスに関しての情報は、日々更新されています。
パンデミックを恐れることよりも、正しい情報を確認することを忘れないようにしましょう。